1. 戸建て・マンション・店舗兼住宅の火災保険について
火災保険は火災・落雷・破裂・爆発や風水害等の自然災害、盗難・水漏れ、物体の衝突等により建物や家財などの保険の対象が受けた被害を補償する保険です。保険の対象が建物のみの場合は、建物内に収容される家財は補償されません。その為、家財の補償が必要な場合は、家財も保険の対象にする必要があります。お住まいと共に、店舗や事務所等に使用する建物およびその収容の動産を保険の対象とした物件は店舗兼住居(併用住宅)となり職業告知が必要となります。
2. 保険の補償内容
火災保険の主な補償内容は次のとおりです。損害に対する補償に加えて、火災事故におけるその損害に伴う諸費用に対しても保険金が支払われます。(保険会社により、費用保険金の種類や支払額に違いがあり、オプションによる選択の場合もあります。)
3. 火災保険加入について
基本補償では、火災や風災・水災等の自然災害による損害はもちろん破損等の偶然な事故による損害まで、お住いのリスクを幅広く補償しています。お客様のニーズに合わせて、ご予算に応じた補償内容プランを選択できます。さらに、お住まいの補償以外の賠償事故等、日常のリスク・地震のリスク等を選べるオプションとしてトータルにサポートしています。火災保険の契約に当たっては、建物・家財などの保険の対象の価額を正しく評価し、適切な保険金額を設定する必要があります。また、建物・家財の評価には、時価額基準と再調達価額(新価)基準による評価法があります。損害保険金だけで元どおりに再建できる再調達価額(新価)基準で評価し、再調達価額(新価)基準で保険金が支払われる方式(新価・実損払)が主流となっています。
4. 地震保険加入について
火災保険では、「地震・津波・噴火」を原因とする火災(延焼・拡大を含む)・損壊・埋没・流失による損害は補償されません。
5. 保険期間について
保険期間は概ね1年間から35年間までの間で、任意で1年単位の設定が可能です。長期ほど(長期一括払い)割引率がアップしますので、割安になります。毎年のお支払いを好まれる皆様(1年ごとに更新される方)には、保険期間が5年の年払い(1年ごとのお支払い)のご契約の方が、1年契約より保険料が安くなる為お勧めします。(保険期間5年による長期割引が適用されます)