従業員が業務中にケガをした、役員がケガをした等に備える保険です。
1.業務上の災害リスクに備える保険
業務上の災害にかかわるさまざまなリスクを補償する保険です。
2.業務上の災害にかかわるリスクとは
・従業員などの業務中のケガ・熱中症
・企業が従業員などに対して負う賠償責任
・従業員などへのセクシャルハラスメントに対する賠償責任など
業務上の災害によって、各種費用の支出や損害賠償リスクが発生する可能性があります。
・費用 損害補償規定などに基づく補償金（弔慰金・見舞金）の支払い
・損害賠償金 従業員などの業務上の事故により負担する従業員などへの法律上の
損害賠償責任・訴訟費用
3.補償内容について（労災保険法などによる給付が決定した場合）
・死亡保障保険金
・後遺障害補償保険金
・入院保障保険金
・手術補償保険金
・通院補償保険金
＊うつ病による自殺も補償対象となります。
4.万一の高額賠償リスクに対応！
・使用者賠償責任補償
従業員などが業務により被ったケガや病気について、貴社が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金をお支払いします。
・雇用関連賠償責任補償
パワハラや不当解雇などについて、貴社が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金をお支払いします。
・損害賠償金
・争訟費用
5.上乗せ労災保険
政府労災保険は被害者救済のための最低限の補償を目的とするものです。
従業員等や遺族から訴訟を起こされるケースでは、政府労災保険ではまかないきれないほど高額になる可能性があります。従業員などの補償を厚くしたり、企業や経営者を守るためには上乗せ労災保険での備えが必要です。
・慰謝料
・逸失利益の不足額（事故が起きなければ得られた将来の収入）
・療養給付の不足額
・休業給付の不足額など
上乗せ労災保険の補償による迅速な対応は損害賠償請求という事態への発展を防ぐために一定の効果を発揮します。