万が一に大切な家族の将来のために必要な資金に備える保険です。
生命保険の上手な利用の仕方
(1)ライフサイクルと生活設計
将来の生活設計を立てるときに役立つのが、ライフサイクル表です。 ライフサイクルで家庭経済の収支の変化をつかむことができます。
● いつ、どのくらいのお金が必要なのか
● 教育資金や生活資金が一番必要な時期はいつか
● いつごろから老後の準備をはじめるのか など
(2)生活設計と経済準備
ライフサイクルにあわせた生活設計ができたら、次は経済準備を計画的に進めることが大切です。 経済準備には預貯金や信託、債券、株式など、いろいろな方法が考えられますが、 生命保険であれば将来に必要な資金を計画的に準備しながら、万一の出費にも備えることができます。
● 遺族生活資金
万一の場合のご遺族の生活資金の合計です。
● 老後生活資金
ゆとりある老後生活を過ごすための老後生活資金の合計です。
● 住宅資金
マイホーム取得や家財購入のための準備資金です。
● 教育・結婚資金
お子様の入学から大学卒業までの教育費、結婚までの準備資金です。
● 緊急予備資金
入院・治療費等の医療資金、冠婚葬祭等の準備資金です。
(3) 生活設計と生命保険設計
年齢や家族構成・収入など人それぞれ異なります。いつ、どのような保障が必要か、次の点をお考えのうえ、 生命保険をお選びください。
● 加入目的をはっきりさせる
● 目的にあった保険種類を選ぶ
● 保険金額を決める
(4) 加入前のチェックポイント(保険料の考え方)
保険を選ぶ際に、気になる保険料。お客様のニーズによっても保険料に違いが出てきます。
加入年齢 | 保険加入時の年齢が高ければ一般的に保険料は高くなります。 |
リスク区分 | 保険種類によっては、健康なかたやタバコを吸わないかたなどは、 一般的に保険料は安くなります。(保険会社所定の条件を満たした場合) |
お客様のニーズにあわせて選ぶことができます。
保障額 | 保障が大きければ払い込む保険料は高くなります。 |
保障範囲 | 保険がカバーする保障範囲が広いと保険料は高くなります。 ※たとえば、一般的に医療保険はがん保険と比較し保障範囲が広くなるため、保険料は高くなります。 |
保障期間 | 同じ年齢で加入する同じ保障内容の場合、保障期間が短ければ毎回の保険料は安く、 保障期間が長ければ毎回の保険料は一般的に高くなります。 |
保険料 払込期間 |
同じ年齢で加入する同じ保障内容、保障期間の場合、保険料を払い込む期間が長ければ、 支払う保険料総額は一般的に高くなります。 |
解約返戻金 | 同じ保障内容の場合、解約返戻金がある保険は保険料が一般的に高くなります。 ※解約返戻金とは、保険を解約したときに払い戻されるお金のことです。 保険種類によっては、契約後一定期間にわたり、解約返戻金を受け取る事ができます。 |
※上記は一般的な保険の特性について説明しています。
生命保険は保険料だけで判断するのではなく、自分に必要な保障などを確認し、家計とのバランスをみながら考えることが大切です。
定期保険
一定の保険期間で、万が一、死亡または所定の高度障害状態になった場合、保険金が受取れる保険です。
終身保険
万が一、死亡または所定の高度障害状態になった場合の保障が一生涯続きます。 将来に備えた資産づくりにもご活用いただける保険です。
養老保険
一定の保険期間で、万が一、死亡または所定の高度障害状態になった場合、保険金が受取れます。 満期時に死亡保険金と同額の満期保険金が受取れる保険です。
介護保険
所定の要介護の状態となった場合、保険金が受取れる保険です。
がん保険
癌と診断された場合や、癌により治療を受けた場合に保険金が受取れる保険です。
医療保険
病気とかケガによる入院または手術などで受取れる保険です。
年金保険
生存保障に重点を置いた年金型の保険です。